リゲルのデッキ置き場

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【マンモスバーン】簡易デッキ紹介

 お久しぶりです。デッキ紹介ブログのはずなのに、前回から一年以上経ってしまったらしいですね()

 これは流石にやべぇと思ったので、この一年で組んだデッキを簡単に紹介していきたいと思います。一個目はこいつのデッキ。

2016年4月11日まとめ : 遊戯王写真館

1.デッキレシピ、コンセプト

 皆さんは《マンモス・ゾンビ》というカードをご存知でしょうか。

《マンモス・ゾンビ》

自分の墓地にアンデット族モンスターが存在しない場合、このカードを破壊する。フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊された場合、その時のコントローラーにこのカードの元々の攻撃力分のダメージを与える。

 

 マスターデュエルではフェスで自爆デッキで採用され、結果規制がかかったりしましたね。一時期《マンモス・ゾンビ》で検索してもその話題ばっかりで大変迷惑しました。

 何でこんなカードを使いたいと思ったかと言うと、実のところこの《マンモス・ゾンビ》が、自分が所謂コンボデッキのようなものを組み始めた原点になったカードだからです。当時は《マンモス・ゾンビ》《邪神機-獄炎》《ピラミッド・タートル》等の送り付け用カードと、《ギブ&テイク》《強制転移》《死のマジックボックス》《シエンの間者》といった転移カードを大量に突っ込んだ非常にシンプルなデッキでした。それをこの令和のカードプールで組みなおしてみたらどうなるのかなと。

 

 そして出来上がったものがこちらです。

www.db.yugioh-card.com

 

 《マンモス・ゾンビ》を相手に送り付けることで自壊&バーンを狙うという基本コンセプトは変わらずです。構築に当たって意識したのは、同様の効果を持ちながらバーン値も大きい《G・コザッキー》との差別化でした。《マンモス・ゾンビ》の強みとしては自分の盤面では維持が容易である点だと考えたので、《ギブ&テイク》には特化せず、《No.26 次元孔路オクトバイパス》《転晶のコーディネラル》での送り付けも狙うことにしました。

 また《マンモス・ゾンビ》のバーン値は1900と、ただのダメージソースとしては微妙なラインではあるので、《零氷の魔妖-雪女》《破械雙王神ライゴウ》《破壊輪廻》のトリガーとしても活用していきます。特に《零氷の魔妖-雪女》は《ギブ&テイク》によって一度に2回効果を起動させることができます(《ギブ&テイク》により《マンモス・ゾンビ》が蘇生され直後に自壊、《マンモス・ゾンビ》の自壊時効果チェーン1→墓地から特殊召喚されたことで《零氷の魔妖-雪女》の効果チェーン2、解決後に《マンモス・ゾンビ》の効果が墓地で発動したことにより再度《零氷の魔妖-雪女》の効果が発動)。種族面も含めてまさに《マンモス・ゾンビ》のために生まれてきたようなカードですね。

 

2.回し方

 初動は以下の流れです。

①《翼の魔妖-波旬》から《氷の魔妖-雪娘》をリクルート、《氷の魔妖-雪女》リンク召喚から《氷の魔妖-雪娘》により《アルグールマゼラ》を墓地に。

②次のターン以降に《氷の魔妖-雪娘》で《霊道士チャンシー》を落とし、《霊道士チャンシー》を何かしらで除外、《アルグールマゼラ》をコストにすることで《霊道士チャンシー》《アルグールマゼラ》の2体が帰還。

③《霊道士チャンシー》により《マッドマーダー》を墓地に送り、《アルグールマゼラ》のレベルを6にして自己蘇生。

④《マッドマーダー》と《氷の魔妖-雪娘》で《轍の魔妖-朧車》をシンクロ召喚、制約を解除できたので《霊道士チャンシー》《アルグールマゼラ》の2体で《永遠の淑女 ベアトリーチェ》。

 《永遠の淑女 ベアトリーチェ》からは《ギブ&テイク》へのアクセスのための《青い涙の天使》とそのトリガーになる《BF-精鋭のゼピュロス》だったり、次のターンの《霊道士チャンシー》及び《氷の魔妖-雪娘》起動をサポートできる《魔妖壊劫》など状況に合わせて。次のターン以降も《霊道士チャンシー》《アルグールマゼラ》によってランク6を継続的に立てていけるので、《告天子竜パイレン》により《轍の魔妖-朧車》を蘇生するなどしてガードを固め、バーンで決着を目指します。

 魔妖を初動としてチョイスした理由はアンデット族というのも勿論ですが、《マンモス・ゾンビ》以外の送り付けの択になること、また採用を決めていた《青い涙の天使》によって制約を解除できる点でも相性が良い、というところを評価しました。

 

3.各カードの採用理由

・《九尾の狐》
 《氷の魔妖-雪娘》や《マッドマーダー》の制約解除しつつランク6を立てに行く用。貫通効果もあるので、万一相手の墓地にアンデット族が居て《マンモスゾンビ》が自壊できなかった場合でも、このカードで殴れば4100点持っていけます。

・《シノビネクロ》
 《不知火の隠者》での択。《霊道士チャンシー》での除外コスト→帰還した後、《ギブ&テイク》でレベルを6にするとそのままランク6になって綺麗に見えるかな~と。素直にリンクやシンクロ素材に使うことの方が多いですが。

・《ホーンテッド・アンデット》
 《霊道士チャンシー》を除外しつつ展開できることは勿論、相手の墓地のアンデットも除外できるので、ピン刺しの《ゾンビキャリア》等のせいで《マンモス・ゾンビ》が自壊しないという事態をケア出来ます。

・《破壊指輪》
 趣味枠。《破械雙王神ライゴウ》《青い涙の天使》《破壊輪廻》のトリガーになったり、《アルグールマゼラ》を自発的に起動させたり、魔妖の制約解除したりと細かい調整が出来ます。

・《魔妖遊行》
 《氷の魔妖-雪娘》の条件を満たしつつ、バーン効果によって《青い涙の天使》のトリガーにもなります。《魔妖廻転》が余った時の択として。

・《ヴァンパイア・サッカー》
 アンデットリンクとして無難に1ドローが強いというのと、《転晶のコーディネラル》を確定させるために。

・《死祖の隷竜ウォロー
 アンデット縛りがあっても問題ないランク6。相手の墓地に触れるので、もしアンデット族が居てもこれで安心。

・《告天子竜パイレン》
 先述の通り、相手のスタンバイフェイズに《轍の魔妖-朧車》を蘇生し戦闘耐性を全体に付与、自身は効果耐性も持つので非常に硬い盤面を敷くことが出来ます。自分のスタンバイフェイズまで生存すれば《ユニゾンビ》を蘇生し、《馬頭鬼》落とし→《マンモス・ゾンビ》蘇生、《ユニゾンビ》と《轍の魔妖-朧車》で《No.26 次元孔路オクトバイパス》をエクシーズ召喚、《マンモス・ゾンビ》のダイレクトアタックと転移後のバーンで3800ダメージ、と繋ぐことが出来ます。

4.おわりに

 かなりざっくりと書いてみましたが、いかがだったでしょうか。シンプルなデッキなので、大体語るべきところは書けたかなーとは思いますが、もし分かりにくいところあれば教えていただけると嬉しいです。

 次のデッキも既に半分くらいは書いているので今月中には上げられればなぁ~と考えてます。期待せずにお待ちください。

 それではまた次回!